子供に本は読んでほしいけど、本棚は有限だし、コロナ流行下で図書館は行きづらい。
とくに小学校低学年くらいの本は判型が大きいし厚いので、かさばるんですよね。
そんな悩みを解決するために、AmazonのKindle(キンドル)を購入しました。
自分では昔から使っていましたが、知り合いのお子さんが使っているのを見て、小学生の読書にも良い!と思って、実際に検討して購入した結果です。
Kindleは、インターネットブラウザやSNSなどに接続できないので、子供が安全に読書をすることが可能です。
子供用として考えるKindleの端末は?
AmazonのKindleは種類が豊富です。
まっさきに思うのは、Kindleのキッズモデルでしょう。
Kindleキッズモデルの良いところ
- 価格が抑えめ 10,980円
- 2年間限定保証付きで、壊しても交換可能
- キッズカバー付き
- Amazon Kids+(旧FreeTime Unlimited)が1年間無料(年間11,760円相当)
→1000冊以上の本が読み放題
→設定した子供の年齢にあった本が表示される
→読書の進捗などを親が確認可能
壊れても交換できるというのは、子供が小さいうちは助かりますね。
Kindleキッズモデルの残念なところ
- 親の好きに、本の制限ができない
- 親とは別のアカウントが必要
- 解像度が低い(167ppi)
詳しくは次のようなことです。
親の好きに、本の制限ができない
年齢別におすすめの本が表示されてしまい、それを削除できない仕様のようです。Amazonのレビューにも、マンガが入っているのが予想外だった、と掲載されていますね。登録の年齢を変えることで、表示の本を調節することはできるようですが、親が好きにカスタマイズはできない。
Kindleでずっとマンガを読まれても……。
読書の進捗状況は親側から見られるので、子供とマンガを読む量を約束をした上で監視することはできるでしょう。ただご家庭によるでしょうが、私はそういう管理の仕方はしっくりこない、というか面倒です。
親とは別のアカウントが必要
アカウントを作るのが問題じゃないんです。本のシェアがしにくくなるんです(小声)。
本を1000冊といっても、年齢別と考えるとそんなに多くないです。それ以外の本も絶対にほしくなります。そのため、購入した本を兄弟でシェアさせたいんです…。そうなると、親のアカウントだけで複数端末を管理する方が楽チンです。
解像度が低い
解像度が167ppiと低い。とはいえ、普通のKindle(¥8,980)と同じです。
私も旧Kindle使っていましたが、解像度が低くても16階調グレースケールという白黒の画面では特に違和感を感じていませんでした。でも、解像度が高い方が疲れないというレビューをみて、よくよく見比べてみるとそれはあるかもと思い直しました。
また子供向けでだと挿絵が入りますが、画面が小さいのでつぶれてみえることもあります。とくに挿絵の中に文字があるパターン。確かに読みにくかった…。あと目が悪い子だと文字が滲んで読みにくい場合もあるみたいです。
おすすめがPaperWhite+Kindle unlimitedな理由
迷いましたが、私はKindle PaperWhiteに決めました。
Kindle PaperWhiteの特徴
- 価格が少々高い 13,980円(広告付きモデル)
- 解像度が高い(300ppi)
- 1年間限定保証付き
- 防水機能がある
ちなみに広告付きですが、日本の場合、気になるような広告が入ることは今のところありません。Kindleなどの広告だけです。
親のアカウントを使うことで、端末内のコンテンツは管理できます。
購入は親がして、端末ごとにコンテンツを配信するようにすれば、子供それぞれの端末で入っている本を調整することが可能です。
合わせて、Kindle Unlimitedに入りました。
数年前までは、子供向けのコンテンツは絵本だけで、正直しょぼいな、という感じだったのですが、出版社が力を入れ始めたのか、充実してきました。
小学校中学年、高学年であれば、読みたい本がかなりあるのでは、と思います。
例えば、10歳までに読みたい世界の名作シリーズ、は小学生低学年からおすすめです。
文字が大きくて、「かいけつぞろり」のように挿絵が多めです。
名探偵コナンなどの探偵ものが好きならば、怪盗レッドのシリーズもおすすめですね。大人気シリーズで、きっと学校の図書館にもあるでしょう。
小学生でも、Kindle Unlimitedがおすすめな理由がわかっていただけたでしょうか。
私自身、小さなころは本の虫だったので、正直いまの子供たちがうらやましいです。どんどん新しい本が読めるわけですからね。図書館にいく必要さえなくて。今のコロナ流行下では、本当にぴったりのサービスだと思います。
そして、Kindle PaperWhiteで10歳までに読みたい世界の名作「名探偵ホームズ」を読むと、その解像度の違いの大きさを実感しました。犯行現場など挿絵が豊富なのですが、やはり絵をみるには解像度の違いは大きいです。とくに小さなお子さんこそ、Kindle PaperWhiteはおすすめですよ。セール時は安くなるので、Amazonのセールを狙うのもおすすめです。